生きた油田 8
いまのところ、この殺軟体動物剤が、他のカタツムリの種を殺さないことはわかりました。
運がよければ、この植物が持つ化合物は、寄生生物を運ぶ淡水性カタツムリに対して特効性を持つことが証明されるかもしれません。
庭にいるカタツムリの大部分は、ヘリクス・ポマティアという学名のリンゴマイマイです。
これはヨーロッパ産の種で、植物にまぎれてヨーロッパから出て、世界中に広がったものです。
恐らくヨーロッパの植物のなかには、抜群に強力な殺軟体動物剤を持っているものがあるにちがいなく、そんなものを利用すれば、厄介なカタツムリを世界中の庭から取り除くことができるでしょう。
このような有用植物はまだ生きているのでしょうか、それとも、もうすでに絶滅してしまったのでしょうか?
世界の森林は、我々に、燃料、建物や家具をつくるための材木、紙やレーヨンのような合成製品をつくるための繊維を提供しています。
森林が衰退している地域の中には、すでにそのことによる反動が起きているところがあります。
これは疑いのないことですが、この先、もっと多くの問題に直面することでしょう。