求められる農協組織の変革 2
かならずしも農協全体を悪であると言う必要はありません。
農協の上下の関係、特に単協は企業がついていないわけで、それを何らかのかたちでとらえることによって農協組織自体を変革しうると考えるわけです。
これは一番重要な問題です。
世界的な連環というものがあって、アメリカの農業問題が日本の農業問題にはね返る、そして日本の農民がむこうから買わないのはむこうの農民を搾取していることである、というような対抗関係があります。
これは資本がつくり出す論理ですが、そうした論理の中に取り込まれてしまってはならない、ということです。
その意味ではむこうの農民組織、こちらの農民組織、それが連帯することによって、この世界農業の矛盾ないしは食糧の矛盾、貿易摩擦の矛盾、そういうものはどこに根本的な問題があるのか・・・
敵はアメリカなのか、それとも日本の資本なのか、ということをはっきりさせていくのです。
それをやらないと世界的な連環のなかで日本の農業がつぶされていく、ということがあるわけです。
・・・このように考えていきますと、今までの農業理論左右の農業理論があるわけですが・・・
左の方の理論は今言った通りですが、右の方の理論は生産力論というのがあり、これが借地による規模拡大を唱えているわけです。