求められる農協組織の変革 3

結局独占の要求に応えたもので、独占は低農産物価格を規模拡大によってなしとげようと考えているわけです。


一部消費者が、低農産物価格はいいということでこの規模拡大に乗せられているわけです。


しかし、これは農業経済学者の中では相当有力な理論で、農協一家もそれを唱えているわけです。


そこでかならす言われないことというのは、生産資材の値段の問題です。


生産資材の値段を安くするということが言われない。


それはたんに借地による規模拡大によってコストを下げることで、コストを形成している重要な要素に生産資材価格があるのに、このコストの問題を農民は自ら言い出さない、農協は言い出すはずがない。


農民にとって、農産物価格が実現されさえすればその中で生産資、材コストは実現されてしまう。


つまり独占の利益は消費者に転嫁されていけばいい、農民にとっては売れさえすれば痛くもかゆくもない、という問題があるわけです。


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