正しい的とは
"的"とは、対象のポイント、あるいは対象を代表するものです。
弓を射る時は、的のど真ん中の丸を狙います。
あそこを狙えばよいと思えるから、射手の心が定まり、射つことができるのです。
それを、再現された全体状況の中から、まず対象の全貌を明らかにし、それによって発見していくわけです。
仕事であれば、取り組むべき仕事の対象の全貌とその的を捉えることであり、それが戦争であれば、敵がどういう状態でこちらを待ち構えているか、その全貌と的をはっきりと捉えるということです。
その対象が大きければ大きいほど、また複雑であればあるほど、対応すべき的を見いだすことが重要になります。
象を倒すには耳の付け根が的となるし、戦争の場合なら、敵の軍力の中枢とか、ここさえ叩けぼというところを狙って、そこに力を投入することになります。
対象が動物や定形化したものならば、およそその全貌は固定しているから、的の答を誰かに教わればよいでしょう。
しかし、仕事の場合はそうはいかないでしょう。