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2011年08月 アーカイブ

正しい的とは 2

第一に、仕事の対象の状況はたえず流動しているので、その全貌は誰にもわかっていないからです。


第二に、人間絡みのことが多いので、なかなかそれが見つかりにくいからです。


だからこそ、たえずそれを捉えるべく、状況の事実をべースにして研究していなければならないのです。


こうして捉えたものが、確かに対象の的のど真ん中になっているかと言うと、その保証はありません。


その正解は神のみぞ知るのであって、我われの発見は、どこまでもその仮説なのです。


この仮説であるという認識の程度が、その後のプロセスの質を大きく左右していくことになります。


こう考えると、状況の事実からの発想とは、対象に迫り続けることだと言うこともできます。


自然科学では対象に迫ること自体が仕事だし、芸術の分野でも対象に迫り続けることがイロハのイです。


カメラマンの場合などは、対象のポイントをクローズアップすることが仕事になっています。


それに対して社会科学の領域、つまり一般の仕事となると、なぜかこうはやられていないのです。

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