盗塁王・福本の秘密 2
足の速さなら福本を上回る人が大勢いるのに、なぜ福本が勝者になれたかということになります。
その鍵は、ピッチャーの投球フォームの研究に秘められていました。
つまり福本が、対象をよく研究して、その癖や特徴を捉えていたということです。
あるピッチャーは、打者への投球と牽制球を投げようとする場合では、軸足の踵の高さが2センチ変わるそうです。
また別のピッチャーはそのとき、グローブの角度が約20度変わるというように・・・
そのピッチャー自身さえ意識していないことまで、福本は掴んでいたのです。